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アジア株 上海株はプラス転換 政府は今年の成長率目標を「野心的」水準に設定、大規模支援策期待広がるか

株式 

アジア株 上海株はプラス転換 政府は今年の成長率目標を「野心的」水準に設定、大規模支援策期待広がるか

東京時間11:11現在
香港ハンセン指数   16372.37(-223.60 -1.35%)
中国上海総合指数  3044.08(+4.77 +0.16%)
台湾加権指数     19423.08(+117.77 +0.61%)
韓国総合株価指数  2666.91(-7.36 -0.28%)
豪ASX200指数    7744.60(+8.81 +0.11%)

アジア株はまちまち。

中国で全人代が開幕、中国政府は今年の経済成長率目標を昨年と同じ「5%前後」に設定した。23年は5%前後を達成したが、22年のゼロコロナ政策を受けた低成長の反動が大きかった。そのため23年と同じ目標でも今年は達成は難しくなる。長引く不動産不況やデフレなど懸念材料山積みの中での「5%前後」設定は「野心的」だとアナリストらは指摘。「5%前後」達成に向け大規模な景気支援策が打ち出されるとの期待感がやや広がっている。ただ、中国首相は今年初めに「今年も大規模な支援策は必要ない」と述べているほか、当局は株式市場を安定化させることに力を入れており期待外れに終わる恐れも。中国首相は、所得増加と供給改善で需要を拡大させる。1200万人以上の雇用創出を目出すため複数の対策を講じると述べた。

中国首相は今年から閉幕後の記者会見を行わないと表明したことを受け、不透明感が広がっている。より閉鎖的になり、政府に都合の悪い質問を受け付けないことが狙いか。首相が会見を開かないのは1993年以来、30年ぶりとなる。全人代は今年も7日間の予定。会議は2021年以降、7日間に短縮されたままだ、以前は通常10日間だった。

米ゴールドマンサックスのウェルスマネジメントCIOは、中国経済は向こう10年に着実に減速する見通しだとして割安でも中国株への投資は勧めないと述べた。

野心的な目標達成は難しいとの見方から香港株と上海株は下落して始まったが、目標達成のため当局が大規模な支援策を打ち出すとの期待感が広まり上海株はプラス圏に転じている。公益や金融、生活必需品、素材の一角が上昇している。一方、消費財や医療品、ハイテク、不動産は軒並み下落。
香港株は大幅下落。自動車やハイテク、旅行、カジノ、不動産など幅広い銘柄が下落している。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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