ピュア・ストレージが決算受け大幅高 警戒感を高めていた分、ポジティブとの指摘=米国株個別
(NY時間11:38)(日本時間01:38)
ピュア・ストレージ<PSTG> 51.17(+9.05 +21.49%)
データストレージのピュア・ストレージ<PSTG>が大幅高。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第1四半期の売上高は予想を上回る見通しを示している。通期は予想を若干下回った。ただ、アナリストは、市場が事前に警戒感を高めていたこともあり、今回の結果はポジティブ・サプライズとの指摘も出ている。
「特に下半期にマクロ環境が改善すれば、上振れの余地がある。今回の決算は、持続可能な2桁の成長、フリーキャッシュフロー(FCF)マージン20%への接近、経常収益の構成比の50%接近を示しており、業界のリーダーとしてのポジションに自信を深めた」との声も出ていた。
(11-1月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.50ドル(予想:0.44ドル)
・売上高:7.90億ドル(予想:7.82億ドル)
製品:4.61億ドル(予想:4.59億ドル
サブスク:3.29億ドル(予想:3.26億ドル)
・粗利益率(調整後):73.7%(予想:72.7%)
(2-4月・第1四半期見通し)
・売上高:6.80億ドル(予想:6.69億ドル)
・営業利益(調整後):6800万ドル(予想:6680万ドル)
・営業利益率(調整後):10%(予想:9.8%)
(通期見通し)
・売上高:31.0億ドル(予想:31.4億ドル)
・営業利益(調整後):5.32億ドル(予想:5.36億ドル)
・営業利益率(調整後):17%(予想:17.3%)
【企業概要】
顧客がデータの価値を最大化できるよう、革新的で破壊的なデータストレージ、製品、サービスを提供する。データの消費・活用方法の簡素化を促進し、ミッションクリティカルな本番環境、テスト・開発環境、分析環境、バックアップ・リカバリ環境、AI・機械学習環境など、幅広い用途に対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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