C3・aiが決算受け大幅高 AI関連製品の需要が引き続き旺盛=米国株個別
(NY時間10:29)(日本時間00:29)
C3・ai<AI> 36.33(+6.64 +22.37%)
AIアプリケーション開発のC3・ai<AI>が大幅高。前日引け後に11-1月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAの赤字が予想ほど膨らまなかった。通期ガイダンスも公表し、売上高見通しを上方修正している。同社のAI関連製品への需要が引き続き旺盛であることを示した。
アナリストらは、サブスクの好調さと政府系顧客からの需要に注目。「サブスクの売上高がさらなる増加を強調した。同社は米連邦政府部門で顕著な成功を収める一方、より多くの複数年のサブスクリプション契約を締結している」と述べている。
(11-1月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.13ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:7840万ドル(予想:7610万ドル)
サブスク:7040万ドル(予想:6660万ドル)
・EBITDA(調整後):-2254万ドル(予想:-4041万ドル)
(通期見通し)
・売上高:3.06~3.10億ドル(従来:2.95~3.20億ドル)(予想:3.08億ドル)
【企業概要】
顧客が大規模なエンタープライズAIアプリケーションをあらゆるインフラで迅速に開発・展開・運用するためのソフトウェアを提供する。大規模な言語モデル、強化学習、自然言語処理、およびAIプラットフォームの有用性を組み合わせた生成AI製品、コード不要の機械学習ソリューションも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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