ユーロドル、短期的に狭いレンジで推移との声も=NY為替
きょうのユーロドルは1.08ドルを挟んで上下動しており、方向感のない展開が続いている。1.08ドルちょうど付近に100日線と21日線が来ており、その水準で次の展開待ちとなっている模様。
一部からは、ユーロドルは短期的に狭いレンジでの推移が予想されるとの声も出ている。オプション市場では1週間物のインプライド・ボラティリティが5.25%となっており、これは、急速に上昇する可能性は小さいと投資家が考えていることを意味している。
ただ、データが堅調であれば上に向かう可能性もある。明日は2月調査分のPMI速報値が発表され、予想を上回った場合はユーロの支援材料となる可能性があると述べている。また、ユーロ圏消費者物価指数の確報値も発表される予定。
*ユーロ圏製造業PMI(速報値)(2月)22日18:00
予想 47.1 前回 46.6
*ユーロ圏非製造業PMI(速報値)(2月)22日18:00
予想 48.7 前回 48.4
*ユーロ圏消費者物価指数(確報)(1月)22日19:00
予想 2.8% 前回 2.9%(前年比)
予想 3.3% 前回 3.3%(コア・前年比)
EUR/USD 1.0813 EUR/JPY 162.48 EUR/GBP 0.8568
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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