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アジア株 上海株は期待ほど上昇せず、春節中の新築住宅販売27%減少 香港株は「噂で買って事実で売る」な展開

株式 

アジア株 上海株は期待ほど上昇せず、春節中の新築住宅販売27%減少 香港株は「噂で買って事実で売る」な展開

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   16181.63(-158.33 -0.97%)
中国上海総合指数  2889.43(+23.30 +0.77%)
台湾加権指数     18649.25(+42.00 +0.23%)
韓国総合株価指数  2678.79(+30.03 +1.13%)
豪ASX200指数    7667.20(+8.88 +0.12%)
インドSENSEX30種  72455.56(+28.92 +0.04%)

アジア株は香港を除いて上昇。

中国春節中の旅行消費は大幅に増加、2019年のコロナ前の水準を上回った。ただ一方で、連休中の新築住宅販売は前年比で27%減少。50都市の中古住宅販売は前年比70%も増加したが、北京市などの1級都市では3%減少した。香港でも春節連休中の民間不動産大手10社の住宅販売が統計開始以降初めてゼロだったこともあり、中国の不動産不況が改めて浮き彫りになった。そのため連休明けの上海株は期待していたほど上昇せず、一時上げをほぼ帳消しにする場面もあった。

今のところは、中国の好調な旅行消費データに政府系ファンドの株価下支え期待、政策金利引き下げも期待されている。中国地方政府は新年初会議を開催し、民間経済の発展やビジネス環境の最適化などに焦点を当て、第1四半期に安定的なスタートを切れるよう努めると約束した。ただ、中国株買いは続かない可能性。長引く不動産不況が引き続き懸念されており、当局による「大規模」な景気支援策がなければ、株価は再び下落する恐れも。

香港株は反落。中国不動産懸念が重石。龍湖集団やCG SERVICES、中国海外発展など不動産株の下げが目立つ。また「噂で買って事実で売る」な反応も見られる。先週は中国の春節消費回復期待から旅行や百貨店、アパレル、カジノ関連が総じて上昇していたが、週明けきょうは利益確定の売りに押されている。
カジノ運営会社のギャラクシーエンターテイメントは4.1%安、サンズチャイナは3.9%安。レジャー向けアパレルの李寧、火鍋チェーン大手の海底撈国際控股、スポーツウエアの安踏体育用品、宝飾品販売最大手の周大福珠宝集団も下落している。

上海株市場では上海臨港控股や保利置業集団、珠海華発実業、紅星美凱龍家居集団、中国企業、金地集団など不動産株が総じて下落している。一方、春節中の消費回復を好感してホテルやレストラン、レジャー、旅行関連は上昇している。エネルギーやハイテク、公益関連も上昇。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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