午後のドル円は146.90台まで買い戻される=東京為替概況
午後のドル円は146.90台まで買い戻される=東京為替概況
東京終盤のドル円は146.90台まで買い戻された。前日の海外市場のドル円は、いったん146円ちょうど付近まで水準を切り下げたあとに147円半ばまで戻すなど乱高下したあと、147円ちょうど付近で東京朝を迎えた。東京午前は、日経平均の下落などからリスク回避の円買いが優勢となり、一時146.48付近まで下落した。しかし、その後は、日本時間2日午前0時に発表される米ISM製造業景気指数などを控えたポジション調整とみられる買いで、146.90台まで買い戻された。日本10年債利回りが一時0.7%割れまで低下したことも円売りを誘った。
ユーロドルは、1.08台前半でもみ合いとなり、この日は20ポイントレンジにとどまった。ユーロ円は、ドル円同様に午前に158.46付近まで下落したが、午後に入り下値は広がらず、この日の安値圏で小動きとなった。
豪ドルは軟調。リスク動向に敏感な豪ドルは午後に売りが強まり、豪ドル/ドルは0.6537付近まで、豪ドル円は96円ちょうど付近まで下落した。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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