【本日の見通し】明日の米雇用統計にらむ展開へ
【本日の見通し】明日の米雇用統計にらむ展開へ
今回のFOMC声明とパウエル議長会見を受けて、短期金利市場を中心に期待が広がっていた3月の利下げ開始の可能性は相当に小さくなったと見られる。
ただ、為替市場では3月利下げの期待がその前から低下傾向にあり、反応はある程度のところに留まりそう。ドル円は今晩のISM製造業景気指数、明日の米雇用統計に注目が移ると見ている。ISM製造業景気指数発表までは147円を中心とした推移が見込まれる.目先は、早期利下げ期待後退のドル高と、FOMC前のドル安の流れが交錯する展開か。
明日の雇用統計は、前回から非農業部門雇用者数の伸びが鈍化見込みも、前回がかなり強かった印象で、予想前後であれば大きなドル売り材料にはなりにくい。5月の利下げを織り込みに行く流れが見込まれる中で、強めの雇用統計が出た場合、ドル高方向の動きが強まる可能性がある。
ユーロドルは上値の重さが継続しそう。ユーロ圏の早期利下げ開始期待が根強く、対ドルでのユーロ売りにつながっている。
ポンドは今日の会合を前にやや動きにくい。今日の会合では政策金利の現状維持が見込まれている。前回までの3名が利上げを主張する状況が続くと見られる。また今回は金融政策報告(MPR)の発表があるスーパーサーズデーにあたっている。MPRではインフレ見通しの上方修正が入る可能性があり、これらを合わせ早期の利下げ期待後退が進めばポンド高となる可能性がある。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。