ドル高継続、ドル円は147円台後半へ=東京為替概況
ドル高継続、ドル円は147円台後半へ=東京為替概況
ドル高が継続。ドル円は朝に147円50銭近くまで上昇。その後、米10年債利回りが4.075%前後から4.035%近くへ下げる中で、いったん147円10銭台へ調整が入ったものの、NY午後と同様に147円台を維持したこともあって午後にドル高が再び強まり、147円70銭台を付けている。
日経平均が午前中に大きく上昇し、36200円を超えたが、その後売りが入り、午後にマイナス圏に転じると、一時プラス圏を回復も、引けにかけて下げが強まりほぼ安値引けとなったが、ドル円の上昇は変わらず。
米PPI後に80%強となっていた3月の米利下げ見通しが、65%程度まで下がってきており、ドル買いにつながっている。
ユーロドルも戻りが鈍く、昼前から売りが入った。昨日海外市場で1.0860台に落としたユーロドルは、じりじりと買いが入り、午前中に1.0885を付けたが、上値はそこまで。昼前からユーロ安ドル高に復し、午後に入って下げが強まり昨日安値を割り込んで売りが出ている。
ユーロ円はドル円の上昇に支えられて160円51銭まで上値を伸ばした。ユーロドルの下げに比べてドル円の上昇の勢いが強く、クロス円はしっかり。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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