米債利回り動向などにらみ、ドル安の後反発=ロンドン為替概況
米債利回り動向などにらみ、ドル安の後反発=ロンドン為替概況
ロンドン市場でのドル円は朝方ドル売り円買いが強まり146円90銭前後を付けた後、147円40銭台に反発した。米10年債利回りが東京市場の4.195%前後から4.16%前後へ低下する中でドル売りが広がった。
その後、米債利回りが反発する中でドルが反発。アジア株の堅調地合いもあり、序盤はやや売りが出た欧州株が堅調な動きを見せており、リスク警戒の円売りが入ったこともドル円を支え、147円50銭に迫る動きを見せている。
ユーロドルは序盤のドル安トライで1.08台に乗せたものの、1.08台での買いにはやや慎重で、その後のドル買いを受けて1.0770ドル台を付けている。
ユーロ円は東京市場昼前後の159円台乗せからの下げが東京午後に見られ、ロンドン勢が本格参加すると売りが加速。158円30銭台を付ける動きが見られた。その後はドル円の反発などを受けて一気に買い戻しが入り、下げ分を解消して159円10銭前後を付けている。
ポンドドルは東京午後からロンドン序盤にかけて1.2600ドル前後でのレンジ取引、その後のドル高に1.2580台での推移。ポンド円はユーロ円同様に東京昼前後の185円80銭前後の高値から東京午後からロンドン序盤の円買いに185円10銭台まで下落。その後下げ分を解消する動き。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。