ユーロドルは下げ渋る展開 仏中銀総裁から利下げの言及=NY為替
きょうのユーロドルはNY時間にかけて戻り売りが優勢となり、一時1.0830ドル付近まで下落していた。しかし、パウエルFRB議長の講演を受けて買い戻しが出ており1.08ドル台後半に戻している。本日の21日線が1.0840ドル付近、200日線が1.0820ドル付近に来ているが、それらの水準はいまのところサポートされている格好。
前日のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値が予想を下回り、前年比2.4%とECBの2%目標に迫っている。それを受けて短期金融市場では4月のECBの利下げ開始を完全に織り込む動きが出ている。
これまでECB理事から利上げ終了の示唆はあったものの、利下げへの言及まではほとんど無かった。しかし、きょうはビルロワドガロー仏中銀総裁から「現時点で利下げを検討する用意はないが、来年のある時点でその問題を検証することになるだろう」との言及が出た。「何らかの衝撃がない限り、利上げはもはや完了している」とも述べていた。
EUR/USD 1.0876 EUR/JPY 159.91 EUR/GBP 0.8580
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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