午後は円買い優勢、ドル円はこの日の安値圏で小動き=東京為替概況
午後は円買い優勢、ドル円はこの日の安値圏で小動き=東京為替概況
東京外為終盤は円買いが優勢。ドル円は、昨日の海外市場で中国の景気減速への警戒感や、米株の下落などからドル安方向に振れ、146円台を割り込んだ。東京序盤では、米10年債利回りの低下や人民元買い・ドル売りの流れを受けて一段安となり、一時145.33付近まで下落した。午後にかけてドル売りは一服したが、アジア株や日経平均の軟調な推移を背景にリスク回避の円買いが優勢となり、145.40台前後で小動きとなった。
ユーロドルは朝方のドル売りを受けて1.0870台から1.0894付近まで上昇した。午後は上げ一服となり、やや押し戻されている。ユーロ円は午後の円買い局面で10日以来およそ1週間ぶりの安値となる158円ちょうど付近まで水準を切り下げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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