米30年債入札後にドル買い ドル円は144.65円付近=NY為替
先ほどからドル買いの動きが出ており、ドル円は144.65円付近まで上げ幅を広げており、145円をうがかう展開を続けている。一方、ユーロドルは戻り売りを強めており、ストップを巻き込んで1.10ドルを割り込んでいる。
日本時間の2時過ぎに米30年債の入札結果が公表され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を上回ったことから、米国債利回りが上げ幅を伸ばしており、ドル買いに結びついているものと思われる。
また、この日の米消費者物価指数(CPI)はインフレ鈍化傾向を示唆する内容となったものの、8月下旬にワイオミング州のジャクソンホールで開催されるFRBのシンポジウムでパウエルFRB議長はタカ派姿勢を堅持するとの見方もあり、ドル買いに繋がっているようだ。
USD/JPY 144.64 EUR/USD 1.0989 GBP/USD 1.2687
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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