ドル円は142円70銭台まで上昇=東京為替概況
ドル円は142円70銭台まで上昇=東京為替概況
ドル円は朝からしっかり。警戒感のあったミシガン州でのトランプ大統領の就任100日記念集会演説が無難なものとなったことや、米国の自動車関税について除外条件などの方針が示されたことなどがドル買い円売りを誘った。ドル円は142円50銭前後でのもみ合いを経て142円70銭台を付けた。中国が対米関税の除外リストを示したことなども米中関係改善期待などにつながりドル買い円売りとなった。
ユーロドルは1.1390前後での推移からトランプ関税が無難なものとなったことを受けたドル高に1.1355前後を付けた。その後じりじりと上昇し、午前の下げ分を解消する動きを見せている。
ユーロ円は午前中のユーロ安に161円70銭台を付けた後、対ドルでのユーロ買いとドル円の上昇を支えに162円40銭台まで上昇。
豪ドルは午前の第1四半期CPIが予想以上の伸びとなったことで対ドルで0.6380台から0.6400台に乗せると、その後も上昇が続き0.6418を付けた。豪ドル円は朝の90円80銭前後から91円50銭を超えた。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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