ネクストディケードが急伸 仏トタルエナジーが同社株17.5%の購入で合意=米国株個別
液化天然ガス(LNG)のネクストディケード<NEXT>が急伸。仏トタルエナジーが同社株の17.5%を購入することで合意した。トタルエナジーはネクストディケードの持分を3回に分けて、計2億1900万ドルで取得する予定。
そのうえでトタルエナジーは、超低温燃料を大量に購入することも確約した。今回の取引は同社が2027年の操業開始を予定している115億ドルのリオグランデLNG輸出ターミナルの建設着手を支援する。
トタルエナジーは昨年、ウクライナに侵攻したロシアからのLNG供給が減少し、欧州の需要を満たすために、米国やカタールなどの国々で新たなLNG契約を締結することに意欲的となっている。
【企業概要】
液化天然ガス(LNG)の生産・開発・販売、および二酸化炭素回収・貯留(CSS)のための開発に取り組む。子会社を通じてテキサス州にターミナルの開発を進め、ターミナルCCSプロジェクトとともに、パーミアン盆地を供給源としたLNGを世界市場で競争力のある価格で提供することに取り組む。
(NY時間09:46)
ネクストデケード<NEXT> 7.25(+2.12 +41.33%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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