ドル買い圧力継続、ドル円一時140.45近辺=ロンドン為替概況
ドル買い圧力継続、ドル円一時140.45近辺=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル買い圧力が継続している。先週末には米雇用統計で非農業部門雇用者数の増加が予想を上回った。一方で、失業率が上昇、平均時給の伸びはやや鈍化していた。米債利回りの上昇がドル買い圧力に、米株の大幅上昇が円売り圧力となった経緯がある。週明けにもドル円主導の値動きとなり、ロンドン序盤には高値を140.45近辺まで伸ばした。米10年債利回りは3.74%台へ一段と上昇している。一方、株式市場は欧州株、米株先物・時間外取引はいずれも高安まちまちとなっており、調整の動きが交錯。ドル円は140円台前半での揉み合いに落ち着いている。ユーロドルはロンドン序盤に1.0683近辺まで下落し、小幅ながら先週末からの安値を広げた。ポンドドルはロンドン午前も上値重く推移しており、安値を1.2382近辺に更新。ユーロ円は150.20近辺に高値を伸ばしたあとは150円挟みの揉み合い。一方、ポンド円は上値が重く174円台割れから173.75近辺へと軟化している。ロンドン時間にはユーロ買い・ポンド売りのフローが入っている。ただ、この日発表された独仏ユーロ圏の非製造業PMI確報値はいずれも下方改定された。英非製造業PMI確報値は若干の上方改定だった。また、週末のインタビューでブイチッチ・クロアチア中銀総裁は、インフレリスクは依然として上振れしている、との認識を示していた。
ドル円は140円台前半での取引。ロンドン朝方に140円付近で下支えされたあと、高値を140.45近辺まで伸ばした。米10年債利回りが3.70%台から3.74%台に上昇したことに反応している。その後は欧州株や米株先物・時間外取引が売買交錯するなかで、ドル円も140円台前半での揉み合いに落ち着いた。
ユーロドルは1.06台後半での取引。先週末の下落を受けて週明けは1.07挟みと安値付近での推移となっている。ロンドン序盤には米債利回り上昇とともに1.0683近辺まで一段と下押しされた。しかし、対ポンドでの買い圧力もあって下げ一服となっている。ただ、反発力は鈍く1.06台後半での取引にとどまっている。ユーロ円は149.70台まで下押しされたあとは、ドル円とともに高値を150.20近辺まで伸ばした。その後は150円ちょうど挟みで揉み合っている。独仏ユーロ圏などの非製造業PMI確報値はいずれも下方改定されたが、対ポンドでの買い圧力などでユーロ相場は比較的底堅く推移している。
ポンドドルは1.23台後半での取引。東京市場で1.24台前半で揉み合ったあと、ロンドン早朝からは売りに押されている。一時1.2382近辺まで下押しされ、先週末からの安値を広げている。ポンド円も軟調。174円台割れから安値を173.75付近まで広げている。ユーロポンドが堅調で、0.8610付近から0.8630付近へと上昇。ユーロ買い・ポンド売りのフローがポンド相場の上値を抑えている。英非製造業PMI確報値は若干の上方改定だったがポンドは反応薄。先週はポンド買い・ユーロ売りが強まっており、週明けは調整が入る格好となっている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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