ドルを過大評価、ユーロとポンドを過小評価と考える投資家が減少=NY為替
きょうのNY為替市場は、この日の米小売売上高の発表をきっかけにドル買いが強まり、ドル円は136.65円付近まで上げ幅を伸ばしている。200日線が137.05円付近に来ているが、その水準回復を試しそうな気配も出ている。
米大手銀の5月のファンドマネジャー調査によると、ドルが過大評価され、ユーロとポンドが過小評価されていると考える投資家が減少したことが明らかとなった。
ドルが過大評価されていると答えた投資家の割合は、先月より10ポイント低い48%となった。ユーロが過小評価されていると答えた投資家は約22%で、1カ月前に比べて14ポイント低下し、2022年4月以降で最低となった。一方、ポンドが過小評価されていると答えた投資家は9%で、4月から8ポイント減少し、2022年5月以来の低水準となった。
USD/JPY 136.65 EUR/USD 1.0863 GBP/USD 1.2492
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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