【本日の見通し】イランとの合意期限を前に、情勢にらむ展開が続く
【本日の見通し】イランとの合意期限を前に、情勢にらむ展開が続く
本日午前9時に米国がイラン側に要求した合意期限が迫る中、海外市場では一時有事のドル高原油高が進んだ。ドル円は160.03円を付ける場面が見られた。イランの石油輸出拠点であるカーグ島への空爆が報じられたことや、イラン側が対話を完全停止したと報じられたことなどがドル買いを誘った。その後両国間で交渉に当たるパキスタンが、米国に対して2週間の期限延長を求め、米国側が同要請に対して近く返答する姿勢を示したことなどがリスク警戒後退に繋がり、ドル売り原油売りとなった。ドル円は159円台半ば割れまで急落した。
今日もイラン情勢に振り回される展開が続きそう。午前9時の期限前にトランプ大統領がパキスタンの要請に対する返答を行った場合、警戒感が一服する。もっとも、リスク警戒は根強く、下がると買いが出る展開が続くとみている。
ドル円は158円台半ばから160円にかけてのレンジを中心に、イラン情勢を注視する展開となりそう。期限延期が実現した場合、いったんのドル売りが出ても、下がったところではドル買いで待っている参加者も多そうだ。
ユーロは海外市場で堅調な動きを見せ、対ドルでは朝のドル売りもあって1.16台をしっかりと回復。今月のECB理事会での利上げ期待などがユーロを支えている。この後も上値トライの勢いが強い。
ユーロ円はドル円の上昇もあって185円台に乗せてきた。朝にドル円は高値から調整したものの、対ドルでのユーロ高が進んだことで、ユーロ円は堅調地合いを維持。ユーロドルの動きにもよるが、2月9日の高値186.36円が目先のターゲットとなりそう。
ポンドドルもドル安が進み1.33ドル台に乗せてきた。1.3200ドル前後がしっかりしており、ユーロドル同様に上値トライが意識される展開。
ポンド円は212円台に乗せてきている。NY午前にいったん上値を抑えた212.00円前後がサポートとなりそう。こちらも上昇基調が継続か。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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