投資家のポジションが目先のユーロの足かせになる可能性=NY為替
きょうのNY為替市場、全体的には明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見気分が強い中、ややドル買いの動きが出ており、ユーロドルは戻り売りに押されている。1.10ドルを維持できずに再び1.09ドル台半ばまで下落。本日の下げで21日線を下回っており、明日の米CPIを受けての動きが注目される。
投資家のポジションが目先のユーロの足かせになる可能性があるとの指摘が出ている。ユーロはG10通貨の中で最も買われ過ぎており、それが目先のユーロ上昇の可能性を制限するという。最新の米商品先物協会(CFTC)が発表したIMM投機筋の建玉報告によると、投機筋は5月2日週もユーロロングを追加し続けていることが示されていた。ユーロの買い越しは現在、建玉全体の22%に相当し、これは2021年1月以来の高水準だとしている。
FRBとECBの金融政策格差の縮小への期待が過小評価されている面もあり、長期的にはユーロドルに強気な見方を維持するが、足元のポジショニングから、目先は上値に慎重にりたいという。
EUR/USD 1.0956 EUR/JPY 148.03 EUR/GBP 0.8684
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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