アジア株 香港ハンセン大きく上昇、中国本土株は小動き
アジア株 香港ハンセン大きく上昇、中国本土株は小動き
29日のアジア株式市場で香港株式市場が大幅高となっている。その他も総じてしっかりとなっているが、中国本土株は前日終値前後での推移。香港ハンセン指数は6分割を表明したアリババの上昇が全体を支えている。
東京時間14:29現在
香港ハンセン指数 20195.06(+410.41 +2.07%)
中国上海総合指数 3241.88(-3.49 -0.11%)
台湾加権指数 15743.08(+41.60 +0.26%)
韓国総合株価指数 2435.66(+0.72 +0.03%)
豪ASX200指数 7050.30(+16.21 +0.23%)
インドSENSEX30種 57833.26(+219.54 +0.38%)
シンガポールST指数 3261.50(+5.96 +0.18%)
クアラルンプール 総合指数 1415.26(+6.17 +0.44%)
NZSX 浮動株50 トータルリターン 11736.75(-34.52 -0.29%)
香港ハンセン指数は事業を電子商取引、メディア、クラウドなど6部門に分割する方針を示し、各部門によるIPO検討が報じられているアリババグループの大幅高に支えられて、堅調。アリババは13%を超える上昇となっている。グループのアリババヘルスインフォメーションが5%を超える上昇。その他ハイテク関連の買いが目立ち、電子商取引・食品デリバリーの美団、インターネットサービス大手テンセントホールディングスなどがしっかり。不動産のカントリーガーデン、ニューワールドなどが軟調。
中国本土株は前日比終値前後での推移。ソフトウェアの北京キングソフトが堅調。電子機器受託生産のフォックスコンなどが軟調。
豪ASXは素材関連が強く、BHP、フォーテスキューメタルズなどが堅調。石油のウッドサイドエナジーもしっかり。一方石炭生産のホワイトヘイブンコールが軟調。銀行株も弱くナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッドが軟調。
MINKABUPRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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