明日のイベントを前に調整広がる=東京為替概況
明日のイベントを前に調整広がる=東京為替概況
海外市場ではドル高の調整が広がった。ドル円は昨日東京午後に137円90銭台を付けた後、136円台半ば割れまで下落。その後少し買い戻されて137円40銭台を付けたが、東京市場で再び調整が入り136円台後半推移となった。
明日の日銀金融政策決定会合結果発表、米雇用統計を前に、ドル買いに調整が入っている。
パウエル議長が下院での議会証言で利上げについてはまだ何も決まっていないと発言したことなどがきっかけ。日銀金融政策決定会合については、黒田総裁にとって最後となる会合で、次に託すためイールドカーブの歪みを解消してくるとの期待がごく一部で見られ円買いとなっている面がある。
昨日下げたユーロドイルは1.0538-1.0556の18ポイントレンジ。次の方向性をにらむ展開。
ユーロ円はドル円の調整に合わせて144円台後半から144円30銭を付けた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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