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イベントに挟まれて動意薄、前日からのドル高圏での取引続く=ロンドン為替概況

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イベントに挟まれて動意薄、前日からのドル高圏での取引続く=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、前日からのドル高圏での取引が続いている。昨日のパウエル米FRB議長の議会証言が予想以上にタカ派だったことがドル高の動きを強めた。今日の東京市場ではもう一段のドル高の動きもみられた。ただ、値幅は限定的。ドル円は東京午後に137.91近辺まで買われたあと、ロンドン市場では137.50付近での揉み合いが続いている。ユーロドルは1.0525近辺まで下押しされたあとは、1.05台前半から半ばでの揉み合いに。ポンドドルも同様に1.1810近辺を安値に1.1840付近に膠着している。このあとには再びパウエル議長の議会証言が行われる。また、米ADP雇用統計やJOLT求人数など雇用関連指標が発表される。金曜日には米雇用統計発表を控えている。この時間帯はイベントの狭間で動きにくい状況となっている。1月ドイツ小売売上高は前月比-0.3%と予想外の低下、同鉱工業生産は+3.5%と回復した。ディングラ英中銀委員は金利据え置きが望まれるとした。ビスコ仏中銀総裁は、ECBの他のメンバーの今後の利上げに関する発言を、理事会ではそのようなガイダンスを与えないことで合意したのにもかかわらずと批判した。米株先物は時間外取引で下げ一服。ユーロ円は145円挟み、ポンド円は162円台半ばから後半で方向性に欠ける動き。

 ドル円は137円台半ばでの取引。前日のNY市場で買われたあと、東京午後には137.91近辺までさらに上昇した。その後は調整の動きに上値を抑えられている。137.50挟みの取引が続くなかで、足元では137.50割れ水準へと小安い。

 ユーロドルは1.05台前半での取引。前日NY市場で売られたあと、東京午後には1.0525近辺までもう一段の下落となった。ロンドン時間には下げ渋りも1.0550付近で上値を抑えられている。ユーロ円は145円を挟んでの取引。東京午後につけた145.23近辺を高値にロンドン時間には144.80付近まで調整売りが入っている。対ポンドではややユーロの上値が重いが下げも限定的。独小売売上高や鉱工業生産など指標発表には反応薄。

 ポンドドルは1.18台前半での取引。前日NY市場で下落したあと、東京午後には1.1810近辺まで安値を広げた。その後は下げ一服。じり高の動きも1.1850には届かず、値幅は狭い。ポンド円は163円ちょうど付近で上値を抑えられており、一時162.50割れまで下押しされた。その後は162円台後半での取引が続いている。ユーロポンドはロンドン序盤に0.8920近辺まで買われたが、その後は0.89ちょうど付近へと軟化。ただ、大台は維持されている。ディングラ英中銀委員が英中銀は政策金利を据え置くこと望ましいとハト派発言をしたが、ポンド相場は特段の反応を見せていない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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