アジア株 香港株は下げ急速に縮める、北京市がコロナ規制緩和 中国当局があすにも新たなコロナ対策発表へ
アジア株 香港株は下げ急速に縮める、北京市がコロナ規制緩和 中国当局があすにも新たなコロナ対策発表へ
東京時間11:06現在
香港ハンセン指数 19476.80(-41.49 -0.21%)
中国上海総合指数 3204.49(-7.32 -0.23%)
台湾加権指数 14877.49(-103.25 -0.69%)
韓国総合株価指数 2407.47(-11.85 -0.49%)
豪ASX200指数 7311.10(-14.50 -0.20%)
アジア株は下落、きのうの米株安を嫌気して売り優勢で始まった。ただ、中国コロナ規制緩和を受けた経済活動再開期待が続いており、下値は限定的。
中国北京市当局がスーパーマーケットやオフィスなどほとんどの公共施設での入場の際のコロナ検査結果の提示を廃止すると発表した。ただ一方で、レストランやバー、カラオケ、学校では引き続き48時間以内に受けたコロナ陰性証明が必要となる。
中国当局は明日にも新たな新型コロナ対策を発表する可能性があると関係者の話としてロイターが報じている。また、年明け1月にも感染症カテゴリーを最も高い「A」から「B」に引き下げる可能性もあるとしている。
5日の中国全体の新規感染者は2万7164人と、8日連続で前日比で減少しており、ピークアウト期待も高まっている。
中国の経済活動再開を受け、米モルガンスタンレーは中国株の投資判断と、香港株の目標株価を引き上げた。米JPモルガンは来年は「マカオの年」になると予想している。
香港株は大幅反落して始まったが、その後下げを急速に縮めている。きのうのナスダック大幅安を嫌気して、ネットイースやアリババ、JDドットコムなどハイテク関連が総じて下落している。一方、生活必需品や消費者サービス関連の一角は上昇している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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