小反発、前日に急落した反動で買い戻しが優勢に=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=58.69(+0.20 +0.34%)
ニューヨーク原油の当限は小反発。前日に大きく下げた反動から買い戻しが優勢となった。ただ、国際エネルギー機関(IEA)が月報で供給過剰見通しを繰り返し指摘したことが重しとなり、戻りは鈍かった。IEAは足元で供給が拡大しているなか、来年には供給過剰の規模が最大で日量409万バレルに達すると想定している。この供給過剰は過去最大規模。
時間外取引で12月限は58.12ドルまで軟化して前日安値を下回ったが、買い戻しが優勢になると59.21ドルまで反発。ただ、通常取引開始後は上げ幅を削った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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