米10年債利回り上昇 米政府機関再開にもかかわらず、不透明感=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:27)(日本時間06:27)
米2年債 3.593(+0.025)
米10年債 4.119(+0.050)
米30年債 4.713(+0.049)
期待インフレ率 2.300(+0.013)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは上昇。史上最長となった米政府機関が再開されたにもかかわらず、本日の市場は金利や経済への先行き不透明感が投資家の心理を圧迫していた模様。
本日も何名かのFOMC委員の発言が伝わっていたが、追加利下げには慎重姿勢を示している。短期金融市場でも12月利下げの確率が50%を割り込む動きが見られ、債券は売られ利回りは上昇した。
この日は30年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を上回ったことも利回りの上げを拡大させていた。
2-10年債の利回り格差は+52(前営業日:+50)。
*米30年債入札結果
最高落札利回り 4.694%(WI:4.684%)
応札倍率 2.29倍(前回:2.38倍)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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