ドル円は137円台まで下げ幅を拡大=NY為替速報
午後のパウエルFRB議長の講演を受けてドル売りが強まる中、ドル円は137円台まで下げ幅を拡大している。目先は月曜日の安値137.50円が意識される。
パウエルFRB議長の講演を受けてドルは前半の上げを失った。議長は「利上げペースを緩める時期が早ければ12月に来るかもしれない」と述べたほか、「金利のピークは9月の予測よりも幾らか高い可能性が高い」とも語った。全体的には前回のFOMC後の会見とトーンは同じではあるものの、具体的に12月に言及してきたことで、市場は12月FOMCでの0.50%ポイントの利上げ期待を高めている。CMEのFEDウォッチでは確率が75%まで一時上昇。前日は65%程度だった。
USD/JPY 137.85 EUR/JPY 143.65
GBP/JPY 166.41 AUD/JPY 93.71
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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