中国リスク一服でドル円やや軟調=東京為替概況
中国リスク一服でドル円やや軟調=東京為替概況
昨日は中国での新型コロナの感染拡大を受けて、リスク回避のドル高にドル円は142円台まで上昇。東京朝もその流れが続き、142円24銭を付ける場面が見られた。
最もその後はドル売りが優勢となった。今日は中国の新型コロナ絡みで目立った新規材料が出ず、警戒感が一服。中国人民元買いの動きや、中国株式市場の上昇などが支えとなって、昨日の動きに対する調整が目立つ展開となった。
ドル円は141円60銭台まで一時値を落としたが、ロンドン勢の参加を前に買い戻しが広がり、141円90銭台まで。
クロス円も基本的には同様の動き。ユーロ円は朝に145円70銭に迫った後、円買いの動きに145円30銭台まで、ロンドン勢の本格参加を前に145円50銭台まで回復。ポンド円が168円30銭前後から167円90銭台まで下げるなどの動きも見られた。
午前中はドル安が主導しており、ユーロドルは朝の1.0240台から1.0260台まで。その後は調整の動き。値幅が28ポイントにとどまっており、落ち着いた流れとなっている。
MINKABUPRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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