ルーメンが決算受け大幅安 配当一時停止を嫌気=米国株個別
通信ネットワークのルーメン・テクノロジーズ<LUMN>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく下回ったほか、売上高も予想を下回った。ただ、EBITDAは予想を上回っており、通期についても予想を上回る見通しを示した。ただ市場は、1株利益の弱さと配当一時停止の発表を嫌気している模様。
アナリストは「配当停止は難しい決断だが、正しい判断であり、同社は成長のための投資を行うことができる。しかし、利回り志向の投資家からの売りによって、株価は短期的に痛みが生じ易い可能性がある」と指摘した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.14ドル(予想:0.35ドル)
・売上高:43.9億ドル(予想:44.2億ドル)
・EBITDA(調整後):22.1億ドル(予想:17.1億ドル)
・FCF(調整後):6.2億ドル
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):69~71億ドル(予想:69.1億ドル)
・FCF(調整後):22~24億ドル(従来:20~22億ドル)
・設備投資:30~32億ドル(従来:32~34億ドル)
(NY時間10:40)
ルーメン<LUMN> 6.11(-0.94 -13.31%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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