きょうは円安とポンド安が一服 ドル円155円台では売りに押し戻される=ロンドン為替
きょうは円安とポンド安が一服 ドル円155円台では売りに押し戻される=ロンドン為替
ロンドン市場では、このところ続いた円安とポンド安に動きに調整が入っている。ドル円は昨日と本日に155円台を付ける場面があったが、いずれも短時間にとどまった。きょうは東京午前に155.01レベルまで買われたあと、ロンドン市場では高値水準での揉み合いから下抜けしている。足元では安値を154.33レベルまで広げている。
また、今週はポンド相場にとっては売り材料の多い週となっている。英雇用統計の弱含み、英スターマー政権の内紛報道、そして本日も英GDPが予想を下回った。ポンドドルはロンドン朝方に1.3101レベルまで下押しされたが、すぐに買い戻されている。足元では高値を1.3171レベルまで高値を伸ばしている。
ユーロドルも1.16台乗せから1.1635レベルに高値を更新。10月30日以来の高値水準となった。
全般にドル売りが優勢だが、その背景として米政府機関閉鎖が解除されたことで今後発表される米経済指標が弱さを示すことが警戒された面もあるのかもしれない。
USD/JPY 154.57 EUR/USD 1.1617 GBP/USD 1.3160
執筆者 : MINKABU PRESS
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