C3・aiが決算受け大幅安 不透明なマクロ環境を背景に通期の売上高見通しを下方修正=米国株個別
C3・ai<AI>が大幅安。同社はAIのアプリケーションを迅速に展開できるSaaSアプリケーションを提供。前日引け後に5-7月期決算(第1四半期)を発表し、EBITDAの赤字は予想以下だったものの、売上高は予想を下回った。ガイダンスも公表しており、不透明なマクロ環境を背景に、通期の売上高見通しを大幅に下方修正した。
アナリストは「当初のガイダンスがすでに控えめであったことを考えると、今回の下方修正は失望感が大きい。ただ、第1四半期の売上高は予想を若干下回ったが、同社の利益重視の姿勢はポジティブに見ている」と述べた。同アナリストは目標株価を従来の18ドルから14ドルに引き下げた。
(5-7月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.12ドル(予想:-0.42ドル)
・売上高:6530万ドル(予想:6600万ドル)
サブスク:5700万ドル
・EBITDA(調整後):-1307万ドル(予想:-2323万ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:6000万~6200万ドル(予想:7220万ドル)
(通期見通し)
・売上高:2.55~2.70億ドル(従来:3.08~3.16億ドル)(予想:3.11億ドル)
(NY時間10:25)
C3.ai<AI> 14.95(-3.06 -16.97%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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