NY連銀調査 米消費者の1年先のインフレ期待が5カ月ぶりの低水準=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが優勢となる中でドル円はNY時間に入って戻り売りに押され、134円台に値を落としている。先週の米雇用統計を受けてドル円は買戻しが強まり、一時135円台を回復していたが、以前ほど上値へのモメンタムも無くなりつつある中、135円台に入ると戻り圧力も強まるようだ。
NY連銀がこの日発表した米消費者調査で、1年先のインフレ期待が前月よりも0.6%ポイント下がって6.2%となり、5カ月ぶりの低水準となった。高騰してきたガソリン価格が頭打ちしたのを背景にガソリンが1.5%と4.1%ポイント低下し、食品も6.7%と2.5%ポイント下げたのが全体を押し下げた。家賃も9.9%となり、0.4%ポイント低下した。
なお、3年先のインフレ期待は0.4%ポイント下がって3.2%となり、こちらも5カ月ぶりの低水準となった。
USD/JPY 134.61 EUR/USD 1.0212 GBP/USD 1.2105
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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