英中銀委員の投票がポンドの動きを決定する可能性=NY為替
きょうの為替市場は円高の動きが優勢となる中でポンド円も戻り売りが続いている。一時161円ちょうど付近まで下落し、100日線を下回る動きが見られ、明日以降の動きが注目される。
今週は英中銀の金融政策委員会(MPC)が開催され、市場では0.50%ポイントの利上げを見込んでいる。0.25%ポイントの利上げに留めるとの見方も一部には出ているものの、英中銀が今回、タカ派的な傾向に逆らうのは難しいという。
予想通りに0.50%ポイントだったとしても、委員の投票行動次第ではポンドは敏感に反応する可能性があるとの指摘も出ている。今回は金融政策報告も公表されるが、インフレと成長に対するトーンにハト派な雰囲気が出るようであれば、ポンドはネガティブな反応を示す可能性も留意される。
GBP/JPY 161.73 USD/JPY 131.94 GBP/USD 1.2259
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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