オン・セミコンダクターは好決算も下落 アナリストからは警戒感も示される=米国株個別
半導体のオン・セミコンダクター<ON>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第3四半期の見通しも予想を上回っている。
しかし、株価は冴えない反応。アナリストからは警戒感も示されている。金融市場のアウトパフォームは短期的に緩やかになると予想。消費財とコンピューティングのエンドマーケットはすでに調整モードに入っており、自動車と産業のエンドマーケットにおける業界全体の受注倍増は今後数四半期で緩やかになるという。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.34ドル(予想:1.26ドル)
・売上高:20.9億ドル(予想:20.2億ドル)
・粗利益率(調整後):49.7%(予想:49.5%)
・研究開発費:1.61億ドル
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.25~1.37ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:20.7~21.7億ドル(予想:20.2億ドル)
・粗利益率(調整後):48~50%(予想:49.3%)
(NY時間13:11)
オン・セミコンダクター<ON> 63.71(-3.07 -4.60%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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