【通貨別まとめと見通し】メキシコペソ円
【通貨別まとめと見通し】メキシコペソ円
先週のまとめ
25日のメキシコ中銀金融政策会合は市場予想通り政策金利を0.25%引き下げて7.50%とした。投票は4対1で1名の委員は据え置きを主張した。中銀は今年第4四半期のCPIの予想を3.6%とし、来年第3四半期に目標の3%に到達するようにCPIが収束していく見通しを示している。ペソ円はじっくりした上昇が続く中、8円05銭台で金利発表を迎え、発表後に8円12銭台まで一時上昇。利下げサイクルが落ち着くとの見通しがペソ高を誘った。その後いったん調整売りも、円安進行もあって先週末に8円15銭を付けている。週明けは円安一服もあって8円08銭割れとなっている。
テクニカル分析
- **レジスタンス**8.20円
- **サポート**: : 8.02円 7.80円、
中長期:
直近はペソ高も、警戒感が残っており8月初めの安値7.75円を意識
今週の見通し
メキシコペソは政策金利発表もこなし、材料は少し落ち着いている。ただ、米国の連邦政府機関閉鎖に向けた混乱材料が重石となる。国境警備など直接関係するところは閉鎖対象ではないが、米国の混乱が影響する可能性がある。
【今週の主な予定】
09/29 21:00 雇用統計 (8月) 結果 2.93% 前回 2.77% (失業率)
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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