景気後退への懸念とFRBの引き締めでドルは今夏も上昇拡大が続く可能性=NY為替
きょうのドル円はNY時間に入って買い戻しが膨らんでおり、136円ちょうど付近まで買い戻される場面も見られた。リスク回避の雰囲気が依然として続く中で、序盤は134円台まで値を落とす場面も見られていたものの、この日発表のISM非製造業景気指数の発表を機に米国債利回りの上昇と伴に買い戻しが強まっている。値動きから見て、指標通過を機に、まとまった買いが入った可能性もありそうだ。きょうは午後にFOMC議事録が発表され、恐らくFRBのタカ派姿勢を再確認する内容になると見られている。ただ、市場はすでに織り込んでおり、どの程度の反応を見せるかは未知数。
市場からは、世界的な景気後退への懸念とFRBの引き締めでドルは上昇を拡大する可能性も指摘されている。市場は安全資産への需要を高め、FRBは依然として積極利上げへの姿勢を堅持し続けることから、ドルはしばらく上昇を続けるとの見方が根強い。
投資家は世界経済の成長見通しを低く見積もり続けており、これは直近の米国債の逆イールドやコモディティ価格急落に反映されている。逆イールドは現在の環境下ではドル高に働く。FRBが引き締め姿勢を堅持しそうな中で現在の流れは夏場も続きそうだという。
USD/JPY 135.77 EUR/USD 1.0179 GBP/USD 1.1911
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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