大幅続伸、米大統領のサウジへの増産要請観測トーンダウンから=NY原油概況
NY原油先物7 月限(WTI)(終値)
1バレル=118.87(+2.00 +1.71%)
ニューヨーク原油は大幅続伸。石油輸出国機構(OPEC)プラスの増産ペース拡大決定に対して、欧州連合(EU)がロシア産原油の禁輸を柱とする新たな対露制裁案を正式承認して強弱材料が交錯したが、前日報じられていたバイデン米大統領が6月末に湾岸協力会議(GCC)への参加を計画して、サウジアラビアにさらに増産要請をするという観測がトーンダウンしたことで買い優勢となった。7月限は帳入れ後にさらに上昇して120ドル台に乗せて一代高値を更新している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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