NY時間に伝わった発言・ニュース
※経済指標
主な米経済指標の発表なし。
※発言・ニュース
*ベッセント財務長官
ベッセント財務長官は、トランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき中国などに関税を課したのは大統領権限の範囲内だと述べた。長官は米CNBCの番組で「経済学には転換点という概念がある。緊急事態に至る点というものがあると思う」と述べた。
*米上院、14回目の否決
米上院は本日も、共和党が提出したつなぎ予算案を採決したが、否決された。これで14回目。採決結果は賛成54票、反対44票で法案は可決に至らなかった。可決には60票が必要。この結果、政府閉鎖は本日時点で史上最長記録に並んだ。
*チェイニー元米副大統領が死去 84歳
チェイニー元米副大統領が3日、肺炎と心臓・血管疾患の合併症で死去した。84歳だった。家族が声明で発表。湾岸戦争やアフガニスタン戦争、イラク戦争に関与。武力介入も辞さない強硬な対外政策を唱える共和党ネオコン(新保守派)の代表格だった。
*USスチール、140億ドル規模を米国で投資へ
日本製鉄傘下になった米USスチール社は、大規模な設備投資および日鉄との技術共有を盛り込んだ今後の成長方針を示した。本日発表の資料によると、USスチールは米国における事業拡大投資として、複数年に渡って約140億ドル(約2兆1500億円)規模を投じる。そのうち110億ドルは2028年末までに投資する。
*ギリシャ中銀総裁
ECB理事のストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁の講演が伝わり、「金融緩和策が金融環境の改善に大きく寄与した一方、ユーロ圏の成長見通しには複数の下方リスクが存在する」と述べた。通商政策を巡る不確実性、国際的な地政学的緊張の長期化、さらにフランスの政治的不透明感を挙げた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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