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英CPI、英中銀の政策変更をもたらす可能性は低いとの声も=NY為替

為替 

 きょうの市場はリスク回避の雰囲気が強まる中で、ポンドドルも戻り売りが強まっており、1.23ドル台に戻している。本日の21日線は1.2510ドル付近に来ているが、到達することなく失速している格好。前日までの3日間の上げのフィボナッチ38.2%戻しが1.2365ドル付近、半値戻しが1.2325ドル付近に来ており、それぞれ目先の下値メドとして意識される。

 この日は4月の英消費者物価指数(CPI)が発表になり、総合指数は前年比9.0%と1982年以来、約40年ぶりの高水準となった。既に苦しい家計に圧力がかかったとのことで、発表後のポンドの反応は売りだった。エコノミストからは「英インフレは完全に制御不能であり、インフレ高騰が可処分所得に悪影響を及ぼしていることは間違いない」とのコメントも出ていた。

 しかし、市場からは英インフレが9%に達したことは英中銀の予想通りでもあり、短期的に何らかの政策変更をもたらす可能性は低いとの指摘も出ている。英中銀はインフレ急騰を極端に心配することはなく、今回のインフレ急騰は電力・ガスなどのエネルギー価格上限を大幅に引き上げたことによるほか、3月の賃金急上昇もボーナスの増加によってもたらされたためだという。年内の利上げは0.25%ずつあと2回を予想しているという。

英消費者物価指数(4月)15:00
結果 2.5%
予想 2.5% 前回 1.1%(前月比)
結果 9.0%
予想 9.1% 前回 7.0%(前年比)
結果 6.2%
予想 6.1% 前回 5.7%(コア・前年比)

GBP/USD 1.2380 GBP/JPY 158.79 EUR/GBP 0.8472

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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