今週のカナダ中銀を受け、カナダドル高を期待する向きも=NY為替
きょうも市場はリスク回避の雰囲気が広がる中で、株安・原油安が進んでいる。カナダドルも歩調を合わせるように売りが強まっており、ドルカナダは1.26ドル台後半に上昇、カナダ円は89円台に下落している。
今週はカナダ中銀の金融政策委員会(MPC)が開催され、26日水曜日に結果が発表される予定。日本時間27日0時。市場では利上げが有力視されており、これを受けてカナダドルは買いの反応を期待する向きもいるようだ。市場では利上げの確率を70%と見ており、カナダドルには上昇余地があるとしている。
カナダ中銀が利上げを実施し、FRBがバランスシート縮小を示唆した場合、ドルカナダは現在の1.26ドル台から1.25ドルを下回る水準まで下落する可能性があるという。バランスシート縮小によって、利上げ回数への期待が弱まる可能性もあるという。
USD/CAD 1.2697 CAD/JPY 89.65
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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