大幅続伸、強気の米雇用統計もドル安・米長期金利低下で=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1816.80(+23.30 +1.30%)
金12月限は大幅続伸。時間外取引では、10月の米雇用統計待ちのなか、欧州時間の前半で1,800ドルを試した。その後、上げ幅を失う場面があったが、1,790ドルが支持線となり、小幅高で推移。日中取引では、10月の米雇用統計が強気の数字となり、発表直後は売りが先行した。しかし売りは序盤で一巡し、前半の取引で戻り歩調となった。米10年債の利回りが1.5%割れとなり、米長期金利の低下を受け、ドル安となったことで金買い意欲が強まり、1,800ドル超えとなった。中盤から後半にかけて上げ幅を拡大し、1,819ドル台まで値を飛ばし、この日の高値圏で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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