株安が重石となり、ドル円は一時114円割れ=東京為替概況
株安が重石となり、ドル円は一時114円割れ=東京為替概況
午前中は前日NY市場午後の114円08銭からの回復ムードがひろがり、114円40前前後を付けたドル円。昼頃までは114円20-40銭を中心としたレンジ取引が続いた。午前中からマイナス圏となった日経平均が後場に入って大きく下げ幅を広げ、米ダウ平均先物時間外取引の下げなどもあり、株安が円高を誘う格好でドル円は値を落とした。
114円ちょうどを割り込んで売りが出る場面も見られたが、113円台での売りにはやや慎重。114円ちょうどを挟んでの推移となった。
クロス円も軒並みの下げ。ユーロ円は対ドルでの買いもあり、昼前までしっかりで133円37銭前後を付けていたが、そこから一気に133円割れとなり、132円80銭まで割り込む動きに。158円20銭前後が重くなったポンド円は157円40銭前後まで大きく下げる展開に。
ユーロドルは、ドル円などでのドル売りもあり、昼頃に1.1667前後まで上昇。午後は対円での売りに押されて値を落とした。ポンドドルも昼頃の1.3830台から1.3800台に下落。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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