アジア株 上海株は反落、3連休を前に利益確定売りに押される 欧米諸国との関係悪化も懸念視
アジア株 上海株は反落、3連休を前に利益確定売りに押される 欧米諸国との関係悪化も懸念視
東京時間11:12現在
香港ハンセン指数 28779.96(+41.08 +0.14%)
中国上海総合指数 3603.07(-7.79 -0.22%)
台湾加権指数 17265.08(+105.86 +0.62%)
韓国総合株価指数 3236.51(+11.87 +0.37%)
豪ASX200指数 7311.00(+8.50 +0.12%)
アジア株は上海を除いて上昇。
上海株は軟調、3連休を前に利益確定売りに押されている。また、欧米諸国との関係悪化もやや懸念されている。中国全人代常務委員会は10日、「反外国制裁法 」を可決した。同法案は、外国による対中制裁に対し、中国国内の資産凍結などの対抗措置を講じるとした内容で、欧米諸国への報復措置を速やかに講じる狙いがあるもよう。
香港株は8営業日ぶりに反発、ナスダック上昇を受け、ハイテクや通信サービス関連が総じて上昇。舜宇光学科技は0.8%高、テンセントホールディングスは0.6%高、瑞声科技は0.5%高。ただ、上海同様、3連休を前に積極的に買い進める動きは見られず、上値は重い。
香港と中国市場は14日は端午節のため休場となる。豪州市場も14日は女王誕生日のため休場に。

執筆者 : MINKABU PRESS
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