ポンドがしっかり、オセアニア通貨は財新PMIで一時強含む=東京為替前場概況
東京外為市場、ドル円は朝方に109円を割り込んだが、弱含みでスタートした日経平均株価のプラス浮上を背景に円安に振れ、仲値通過後に109.19円付近まで上昇。クロス円も同様の動きとなっており、ユーロ円は中盤に差しかかって131.71円近辺まで強含んでいる。
ポンドがしっかり。6日に行われた英国スコットランドの議会選挙について、英国からの独立派の動向が注目されているが、過半数を得られるかは微妙な情勢と報じられていることが材料視されているもよう。また、ロンドン市長選挙で現職優勢と伝えられていることも好感されているようだ。ポンドドルは1.3907ドル付近、ポンド円は151.78円付近まで強含んでいる。
豪ドル/ドルは0.7792ドル付近まで、NZドル/ドルは0.7244ドル付近まで、クロス円でも豪ドル円は85.02円近辺まで、NZドル円は79.03円近辺まで一時上昇した。午前10時45分発表の中国・財新非製造業購買担当者指数(PMI)の好結果が好感されたが、上昇は一時的となり、その後上げを帳消しにしている。
日経平均株価は続伸。前引けでは前営業日比82.63円高の2万9414.00円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=109.13円、ユーロドルは1ユーロ=1.2063ドル、ユーロ円は1ユーロ=131.65円、ポンド円は1ポンド=151.73円、豪ドル円は1豪ドル=84.89円、NZドル円は1NZドル=78.91円、スイス円は1スイスフラン=120.19円、カナダ円は1カナダドル=89.77円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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