ドル円は仲値後に上昇一服、豪ドルは中国指標などに反応薄=東京為替前場概況
東京外為市場、ドル円は序盤に109.06円付近まで強含んだものの、108円台後半に押し戻されている。月末の5・10日(ゴトウビ)で実需のドル買いが入ったが、仲値通過後は上昇一服。クロス円も同様の動きとなっており、仲値付近を本日高値に下げに転じているものが目立っている。
豪ドル円は午前9時45分ごろの84.85円付近を本日高値に朝方の水準まで下落し、上げを帳消しにしている。豪ドル/ドルはもみ合い。豪州や中国の経済指標発表が相次いでいるが、結果はまちまちとなっており、反応は限定的のもよう。
ドルカナダは1.2271ドル付近まで下落している。カナダのアルバータ州で学校閉鎖など、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置に関するニュースが複数伝えられているが、原油価格のこのところの上昇傾向を背景に、産油国通貨であるカナダドルが選好されているようだ。
日経平均株価は反落。前引けでは前営業日比145.58円安の2万8908.39円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=108.75円、ユーロドルは1ユーロ=1.2118ドル、ユーロ円は1ユーロ=131.80円、ポンド円は1ポンド=151.68円、豪ドル円は1豪ドル=84.51円、NZドル円は1NZドル=78.78円、スイス円は1スイスフラン=119.70円、カナダ円は1カナダドル=88.57円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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