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【これからの見通し】目先の流れはドル売りが優勢、今日も手掛かり探し

為替 

【これからの見通し】目先の流れはドル売りが優勢、今日も手掛かり探し

 今週はドル売りの押される展開となっている。昨日の海外市場では米消費者物価指数が予想を上回る伸びを示したが、ドル買いや米債利回り上昇の反応は瞬間的なものにとどまった。短期的にはドル買いポジションが蓄積していることがうかがい知れる値動きだった。

 また、市場はワクチン関連の報道に敏感に反応していた。「米国はJ&Jワクチンの接種停止を呼び掛けへ、血栓発生で」とのNYタイムズの記事が伝わるとドル売りが強まった。

 ドル円は前日に109円台割れに迫ったあと、今日の東京市場では108円台後半へと一段安になった。ユーロドルは前日NY市場で1.19台へと一気に上昇、その後も1.19台後半へとじり高の動きになっている。このあとのロンドン市場では、ドルの安値がどこまで広がるのかをまずは見極めたいところだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、少な目。ユーロ圏鉱工業生産指数(2月)、南アフリカ実質小売売上高(2月)、米MBA住宅ローン申請指数(9日までの週)、米輸入物価指数(3月)など。

 一方、発言イベント関連は、多い。NY午後には米地区連銀経済報告(ベージュブック)が公表される。市場では米経済回復に基づいた出口戦略の開始時期について神経を尖らせており、これに関連した内容が注目されそうだ。現時点では来年から債券購入を段階的に縮小するとの見方が優勢のようだが、テーパータントラムを嫌う声も多く、どうか。

 その他にも金融当局者の発言予定が目白押し。デギンドスECB副総裁がECB年次報告書を公表する。パネッタECB理事からはデジタルユーロ関連の分析結果が示される予定。ラガルドECB総裁、カプラン・ダラス連銀総裁、ハスケル英中銀委員、パウエルFRB議長、シュナーベルECB理事、ウィリアムズNY連銀総裁、クラリダFRB副議長、ボスティック・アトランタ連銀総裁などのイベント参加が相次ぐ。また、原油相場にとっては米週間石油在庫統計が注目材料。米企業決算発表はゴールドマンサックス、JPモルガンチェース、ウェルズファーゴなど金融機関が中心。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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