アジア株は上昇、米株先物の上げを好感 上海株もプラスに転じる
アジア株は上昇、米株先物の上げを好感 上海株もプラスに転じる
東京時間11:17現在
香港ハンセン指数 29447.76(+351.90 +1.21%)
中国上海総合指数 3533.53(+24.94 +0.71%)
台湾加権指数 15999.39(+52.51 +0.33%)
韓国総合株価指数 3049.36(+5.49 +0.18%)
豪ASX200指数 6810.20(+47.93 +0.71%)
アジア株は総じて上昇、米株先物の上昇を好感しているもよう。シューマー米民主上院院内総務が、上院は早ければ3日にも1兆9000億ドル規模の「米国救済計画(American Rescue Plan)」への取り組みを始めるだろうと述べたことを受け、米経済対策案を巡る進展への期待感が高まっている。ダウ先物は一時100ドル近く上昇、11時15分時点では70ドル高。
上海株は0.71%高。小幅続落して始まったが、その後すぐに上昇に転じている。5日に開幕する全国人民代表大会(全人代)への期待が高まっているもよう。きょう発表された中国2月の財新サービス業PMIは51.5と昨年4月以来の低水準となったが市場への影響は限定的。
一方で、中国当局者発言は依然として懸念されている。きのう、中国銀行保険監督管理委員会主席は国内の不動産バブルや急速な外資の流入、世界の金融市場の上昇など多くのリスクについて懸念していると発言。また、欧米の金融市場のバブルが崩壊する可能性を非常に心配しているとも語った。そのほか、中国で住宅ローン金利が上昇していることを受け、近く中国当局が金融引き締めに動くとの観測も浮上している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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