来週はFOMC 資産購入ペース縮小は議論されない公算=NY為替

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 NY時間の終盤に入ってドル円は103円台後半での推移を続けている。底堅い推移は見られているものの上値も重く、膠着感が強まており、次の材料待ちといった雰囲気もみられる。

 その意味では来週のFOMCは注目イベントとなりそうだ。ただ、金利や資産購入など政策には変更はないものとみられている。声明やパウエルFRB議長の会見が注目されるが、大きな焦点は資産購入ペース縮小が年内にあるのかどうかであろう。

 FOMCメンバーである米地区連銀総裁の一部から、年内終盤での資産購入ペース縮小の可能性が相次いで指摘されていた。しかし、FRBは直ぐに別のFOMCメンバーの講演で火消しに回っていた。パウエル議長は先週の講演で米経済の現状は 目標からほど遠いとし、「今は出口を議論をする時ではない」と言及していた。今回のFOMCでも資産購入ペース縮小は議論されないものと見られている。

 バイデン大統領が1.9兆ドル規模の追加経済対策を掲げており、今後のワクチン接種拡大も期待される中で、市場はインフレ期待を高めている。ただ、追加経済対策がバイデン大統領の意向通りに成立するかは未知数の部分も多く、ワクチン接種も期待通りに拡大するのか不透明な情勢。このような中で出口戦略の議論は早過ぎるとは思われる。FRBは数年前に実施した急速な引き締めを間違いと認めている。その轍を踏まないためにも、出口戦略には慎重姿勢を強調するものと思われる。

 むしろ、今回は購入資産の内容について意見が交わされる公算が大きい。先日の議事録でFOMCメンバーの一部からは、長期金利を押し下げて景気を下支えするために、購入国債の年限長期化へのシフトを視野に入れるべきとの考えも示されていた。

 FOMCを受けて米国債利回りが下げの反応を示すようであれば、ドル円もネガティブな反応が見られる可能性も留意される。

USD/JPY 103.81 EUR/JPY 126.36
GBP/JPY 142.11 AUD/JPY 80.09

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

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