アジア株 上海株は下げに転じる、消費者物価指数が11年ぶりに下落 米中対立も重石
アジア株 上海株は下げに転じる、消費者物価指数が11年ぶりに下落 米中対立も重石
東京時間11:13現在
香港ハンセン指数 26582.99(+278.43 +1.06%)
中国上海総合指数 3407.10(-3.49 -0.13%)
台湾加権指数 14375.56(+15.16 +0.11%)
韓国総合株価指数 2733.41(+32.48 +1.20%)
豪ASX200指数 6737.70(+49.97 +0.75%)
アジア株は上海を除いて上昇。コロナワクチン配布期待や、前日の下げを受けた値ごろ感による買い戻しが優勢。
上海株は下げに転じている、米中対立が引き続き懸念されている。また、きょう発表された消費者物価指数が下落に転じたことも嫌気されているもよう。ただ、中国統計局は物価下落は新型コロナの影響を踏まえて供給安定化対策を続けた結果だと述べた。中国11月の消費者物価指数は-0.5%と2009年10月以来となる下落に転じた、豚肉価格の値下がりが影響した。全国の豚飼養頭数はこのところ回復し続けている。豚肉価格は前年比で-12.5%とCPIを0.6ポイント押し下げた。食料品価格は前年比で-2.0%だった。生産者物価指数は-1.5%と予想ほどは悪化しなかったものの、10カ月連続で低下した。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。