【海外市場の注目ポイント】ジェファーソン米ＦＲＢ副議長の発言など

　日本時間午後９時にジェファーソン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）副議長が講演する。ジェファーソン米ＦＲＢ副議長は今月初め、「私の見解では、政策金利のさらなる調整を急ぐ必要はない」、「現在の政策スタンスは、我々が雇用と物価の２大責務を追求する上で直面するリスクと不確実性に対処するのに十分である」と述べていた。ジェファーソン副議長があらためて、早期の追加利下げに慎重な姿勢を示すようなら、ドルが買われる可能性がある。
　
　また、このあとの海外市場では、その他の米ＦＲＢ関係者や欧州の中銀関係者も発言する。日本時間午後１０時半にはハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁の講演、同午後１１時にラガルド欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁のテレビ出演、同２３日午前２時にデギンドスＥＣＢ副総裁の講演、同２３日午前２時４０分にはカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁の討論会参加、同２３日午前３時半にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁の討論会参加、同２３日午前５時にクノット・オランダ中銀総裁の講演が予定されている。
　
MINKABU PRESS