【海外市場の注目ポイント】10月の米住宅着工件数など
日本時間午後10時半に10月の米住宅着工件数が発表される。大方の予想は年換算146万戸となっており、前月の同141万5000戸を上回り、2カ月続けて増加すると見込まれている。米住宅着工件数は直近2カ月続けて予想を下回っている。今回も同様の結果になるようであれば、米住宅市場の先行き警戒感からリスク回避の動きで円が買われる可能性がある。
また、日本時間午後4時には10月の英物価指標も発表される。10月の英消費者物価指数は、総合の大方の予想が前年比0.5%上昇、コアの大方の予想が同1.3%上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の0.5%上昇、1.3%上昇から変わらないとみられている。
さらに、このあとの海外市場では、英米の中銀関係者が相次いで発言する予定になっている。日本時間午後7時半にホールデン英金融政策委員会(MPC)委員の講演、同19日午前1時半にベイリー英中銀(BOE)総裁の講演、同19日午前2時15分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁参加のウェブ会議、同19日午前3時20分にブラード米セントルイス地区連銀総の講演が行われる。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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