ダウ平均は6営業日ぶり反落=米国株概況
ダウ平均は6営業日ぶり反落=米国株概況
きょうのNY株式市場、ダウ平均は6営業日ぶり反落。終値はダウ工業株30種平均が20.19ドル安の4万8710.97ドル、ナスダック総合指数が20.21安の2万3593.10、S&P500が2.11安の6929.94。
クリスマス明けで米国市場が再開されたものの、欧州勢が不在ということもあり、やや様子見の雰囲気が広がった。前営業日まで5日続伸となっており、過熱感への警戒もあって、持ち高調整の動きなども見られ、上値が重くなっていた。
ダウ平均は13銘柄がプラス圏、17銘柄がマイナス圏とまちまち。推論系AI向けの半導体開発・製造のグロックとのライセンス契約が報じられた半導体大手エヌビディアが上昇。アナリストレポートでブランド力などが評価されたスポーツ用品のナイキも朝からしっかり。化学品の3M、管理医療のユナイテッドヘルスなども堅調。下げた銘柄はいずれも下落率が1%もなく、落ち着いた動き。
マグニフィセントセブンは上記エヌビディアを除くと、今市冴えない動き。特にテスラは朝方少し変われたもののすぐに売りに転じ、2%超の下げとなった。
個人情報漏洩問題で今月提げていた米国市場に上場している韓国インターネット通信販売最大手クーパン<CPNG>は情報漏洩元が特定との報道に反発。
今日も金・銀などの上昇が目立ったことで天然資源関連が強く、フリーポート・マクモラン<FCX>、コー・マイニング<CDE>などが堅調。
クーパン<CPNG> 24.27(+1.47 +6.45%)
フリーポート・マクモラン<FCX> 53.04(+1.12 +2.16%)
コー・マイニング<CDE> 19.19(+0.47 +2.51%)
アップル<AAPL> 273.40(-0.41 -0.15%)
テスラ<TSLA> 475.19(-10.21 -2.10%)
エヌビディア<NVDA> 190.53(+1.92 +1.02%)
メタ<META> 663.29(-4.26 -0.64%)
ユナイテッドヘルス<UNH> 331.83(+4.25 +1.30%)
ナイキ<NKE> 60.93(+0.93 +1.55%)
3M<MMM> 162.08(+1.74 +1.09%)
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執筆者 : MINKABU PRESS
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